ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

恩原高原のウスイロヒョウモンモドキ-その調査と保護活動(2)

2005年11月 3日公開

2005年の報告書(2)
頒布価格無料 (送料460円をご負担ください)
A4判、カラー64頁、モノクロ34頁
2005年11月3日発行、印刷部数800冊
主な内容
I. 写真の記録生態ほか 7~40頁
II. 調査結果に関わる写真・グラフ・図表 41~64頁
III. 調査結果 65~72頁
IV. 資料編 73~92頁
V. 展望と課題 93~95頁
恩原高原のウスイロヒョウモンモドキ-その調査と保護活動(2): 表紙

(お願い) 委員会の活動費として、一口千円でカンパを募っています。ご協力をお願いいたします。

申込先

恩原高原ウスイロ委員会宛に、お問い合わせメールフォームより、送り先の住所・氏名・電話番号をお送り下さい。報告書は振込用紙を同封してお送りいたします。

岡山県恩原高原ウスイロヒョウモンモドキ特別委員会

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。