ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

九州支部大会2004年

2004年12月12日公開

※終了しました。

来る12月12日(日曜)に、日本鱗翅学会九州支部大会を下記のように福岡で開催します。 本年度の支部大会は、矢田脩(九州大学教授)が主催される科研費基盤研究「熱帯アジア産昆虫類のインベントリー作成とネットワークの構築」 (TAIIV)シンポジウム、および日本昆虫学会九州支部大会と合同で開催します。

大会日時
2004年12月12日(日)
12:15-
日本昆虫学会九州支部、および日本鱗翅学会九州支部総会
12:30-13:30
一般講演・(ポスター)
13:30-14:30
特別講演(TAIIV、日本昆虫学会、日本鱗翅学会支部会共催)
R.I. Vane-Wright(大英自然史博物館昆虫学部門 生物多様性課准学術館員)
演題「Conserving biodiversity:a structural challenge」
(生物多様性の保全:一つの構造的挑戦)
C.R. Smith(大英自然史博物館昆虫学部門)
演題「Why are we studying Oriental Graphium?」
(我々はなぜ東洋区のアオスジアゲハ属Graphiumを調べるのか?)
15:00-17:00
一般講演・ (ポスター、その他)
会場
九州大学国際研究交流プラザ(福岡市早良区西新)
懇親会
2004年12月11日(土)(TAIIV、日本昆虫学会、日本鱗翅学会支部会共催)
18:30-ベルクラシック福岡大濠(福岡市中央区大濠)
会費:一般5000円、学生3000円程度
問い合わせ先
日本鱗翅学会九州支部幹事
〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1
九州大学大学院比較社会文化研究学府生物体系学教室
e-mail:odagircb@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp
小田切顕一(092-726-4818)

*懇親会は本大会に先立って行われますのでご注意下さい。申し込みは終了しております。

*12日の09:30-12:00にはTAIIVシンポジウムが開催され、中国、マレーシア、ベトナム、インドネシアなどアジア各国の研究者による講演(英語)が行われます。 希望される方は自由にご参加下さい。

*会場近隣には飲食店やコンビニなどはありませんので事前に申し込みをされた方以外は昼食をご持参ください。

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。