ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2018年度のイベント予定

2018年3月23日公開

2018年度の大会、支部例会及び各種イベントの予定を公開します。奮ってご参加下さい。

学会大会

第65回松本大会
日時: 2018年10月20日(土)・21日(日)
会場: 信州大学松本キャンパス (長野県松本市)

東北支部

第6回支部例会
日時: 2018年5月26日(土)
会場: 東北大学青葉山キャンパス (宮城県仙台市)

関東支部

関東支部「春のつどい」(2018)
日時: 2018年3月10日(土)
会場: 東京大学理学部2号館大講堂 (東京都文京区)
関東支部「秋のつどい」(2018)
日時: 2018年10月6日(土) 13:00~
会場: 東京大学理学部2号館大講堂 (東京都文京区)
関東支部「春のつどい」(2019)
日時: 2019年3月9日(土) 13:00~
会場: 東京大学理学部2号館大講堂 (東京都文京区)

信越支部

長野県北部ブナ林の昆虫調査、観察会
日時: 2018年6月9日(土)
大峰高原蝶類観察会
日時: 2018年6月30日(土)
場所: 大峰高原 (長野県池田町)
信州昆虫資料館蛾類観察会
日時: 2018年8月11日(土) 17時に現地集合
場所: 信州昆虫資料館 (長野県青木村)

東海支部

東海支部第167回例会
日時: 2018年3月4日(土)
会場: 三重県立博物館 [MieMu: みえむ]
第168回支部例会(昆虫合宿)
日時: 2018年8月18日(土)17時~19日(日)
会場: 富士宮市猪之頭朝霧ロッジ
東海支部総会及び第169回支部例会
日時: 2018年12月1日(土)
会場: 名城大学

近畿支部

第157回支部例会
日時: 2018年5月13日(日)
会場: I-siteなんば
三草山ゼフィルス調査
日時: 2018年6月17日(日) 予備23日(土)
場所: 大阪府豊能郡能勢町三草山
第158回支部例会
日時: 2018年12月中旬 (予定)
会場: 大阪市立自然史博物館
※ 関西昆虫学研究会と共催

中国支部

第20回中国支部例会
日時: 2018年11月17日(土)
会場: 倉敷市立自然史博物館 (倉敷市)

四国支部

第23回四国支部例会
日時: 2018年2月25日(日)
会場: 愛媛県総合科学博物館
第24回四国支部例会
日時: 2019年2月24日(日)
会場: 愛媛県総合科学博物館

九州支部

平成30年度九州支部大会(九州・沖縄昆虫談話会と共催)
日時: 2018年12月1日(土)~2日(日)
会場: 鹿児島大学大学院連合農学研究科3階大会議室

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。