スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞候補者の推薦について

2017年6月 6日公開

文部科学省より当学会事務局宛に上記連絡が入りました。詳しくは下記文部科学省のウェブサイトを参照ください。

特に次に掲げる候補者の推薦を希望されているとのことです。

  • 1. 女性
  • 2. 日本国籍を有し、海外を拠点に研究活動を行っている者(対象: 科学技術賞研究部門または若手科学者賞)

推薦者のある場合は、平成29年6月30日(金)までに、下記へご連絡ください。学会からあらためてご連絡差し上げます。

なお、学会からの推薦者に関する文部科学省への回答締切は、7月26日までに文書必着となっているため、 学会側として事務手続等の理由で早目の締切とすることご了承ください。

枝 恵太郎 | infolepi-jp.org

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。