ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2017年のイベント予定

2017年1月 1日公開

2017年度の大会、支部例会及び各種イベントの予定を公開します。奮ってご参加下さい。

学会大会

第64回松本大会
日時: 2017年11月4日(土)・5日(日)
会場: 東北大学青葉山キャンパス (宮城県仙台市)

東北支部

第5回支部例会
日時: 2017年5月20日(土)
会場: 東北大学青葉山キャンパス (宮城県仙台市)

信越支部

飯山市関田峠 ゼフィルス観察会 (松本むしの会と共催)
日時: 2017年7月1日(土)
新幹線飯山駅前広場 06:00集合
夜ライトに集まる虫の観察会 (松本むしの会と共催)
日時: 2017年9月2日(土)

東海支部

東海支部第164回例会
日時: 2017年3月4日(土)
会場: 三重県立博物館 [MieMu: みえむ] 3階レクチャールーム
東海支部第165回例会「夏合宿」(静岡昆虫同好会と共同開催)
日時: 2017年8月19日(土)~20(日)
会場: 南アルプスユネスコエコパーク井川自然の家
東海支部総会および第166回例会
日時: 2017年12月2日(土)
会場: 名城大学

近畿支部

第155回支部例会
アサギマダラプロジェクト公開シンポジウム(最終回)
日時: 2017年5月14日(土)
会場: 大阪府立大学なんばセンタ [I-siteなんば]
三草山ゼフィルス調査
日時: 2017年6月25日(日) 予備日24日(土)
場所: 大阪府豊能郡能勢町三草山
 ※ 今年の予定は変則的で、23日午後5時気象庁発表の25日の降水確率が50%以上の場合は24日に変更します。
第156回支部例会
日時: 2017年12月16日(土)
会場: I-siteなんば
※ 日本昆虫学会近畿支部と共催

中国支部

第19回中国支部例会
日時: 2017年11月18日(土)
会場: ホテルチュ-リッヒ東方2001 (広島市)

日本鱗翅学会

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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。