スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第21回例会のお知らせ

2016年2月10日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。これまで参加されたことのない方、会員外で虫好きの方の参加も歓迎いたします。 そのほかの演題に余裕があるので飛び込みの講演や、標本の持込等もお待ちしております。 皆様お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

日時・場所

日時
平成28年2月28日(日曜日) 11:00~17:00
場所
愛媛県総合科学博物館(高速いよ西条I.C.より約5分、交通アクセスはこちらを参照)
生涯学習棟 2階 第2研修室

プログラム

講演
「四国産アサマイチモンジの詳細報告」太田 喬三(愛媛)
「ウラナミジャノメの現状」林 弘(愛媛)
「『愛媛県チョウ類観察ガイドブック』の紹介」窪田聖一(愛媛)
※参加者には『愛媛県チョウ類観察ガイドブック』を差し上げます。
「高知県で近年多く発生した蛾の動向」真鍋 泰彦(高知)
「ウメスカシクロバの配偶行動:これまでわかっていることとこれから知りたいこと」小汐 千春(徳島)
「アサギマダラの移動に関する愛媛県の記録(2014年・2015年)」大西 剛(愛媛)
その他の話題
総会
評議員挨拶、評議員会報告、大会報告、自然保護委員会及び自然保護セミナー報告、会計報告、自由意見討論など

お問い合わせ

大西 剛
愛媛県総合科学博物館 学芸課
〒792-0060 愛媛県新居浜市大生院2133-2
TEL:0897-40-4109(代表)
email:ohnishi-tsuyoshi@pref.ehime.jp

日本鱗翅学会

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アクア白山ビル5F
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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。