ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会東北支部第3回例会のお知らせ

2015年5月 7日公開

東北支部の第3回例会を開催します。全国の会員はもちろんのこと会員外の皆様も参加できますので、お誘い合わせてのご参加をお待ちしております。

日時・場所等

日時
5月23日(土)午後2時から
場所
仙台市青葉区堤通雨宮町1-1
東北大学農学部雨宮キャンパス講義棟第1教室
Googleマップ
参加費
無料

※当日例会終了後、懇親会を行います(開催場所未定、会費4,000円程度)

プログラム

一般講演
長岡久人(関東支部)「ユーラシア大陸東側諸島のErebia(niphonica or neriene)あれこれ-東北地方のベニヒカゲは何処から来たのか?-」
保坂満「知っておきたい学吊の話」
ほか

連絡先

日本鱗翅学会東北支部 事務局
〒980-0815
宮城県仙台市青葉区花壇4-40-12
菅原淳
携帯090-4555-9326
lsj-touhokumbr.nifty.com

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。