スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第19回例会のお知らせ

2014年2月21日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2014年2月23日(日曜日)11:00~17:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館
生涯学習棟 3階 会議室
高速いよ西条I.C.より約5分(交通アクセスはこちらを参照)

プログラム

テーマ講演「四国におけるセセリチョウ類の最近の動向」
「愛媛県におけるセセリチョウ類の最近の動向」太田喬三(愛媛)
「徳島県におけるセセリチョウ類の最近の動向」小川昌彦(徳島)
「香川県におけるセセリチョウ類の最近の動向」出嶋利明(香川)
総合討論(講演者以外の方からも各県の情報をお寄せ頂き、併せて議論したいと思います)
その他の演題
「北海道の採集旅行・愛媛の春のキリガ、キョウチクトウスズメほか」片岡敬一(愛媛)
「2013年に沖縄で出会った蛾、その他」真鍋泰彦(高知)
「久万高原町でのツマグロキチョウの発生生態」窪田聖一(愛媛)
お問い合わせ
大西 剛
愛媛県総合科学博物館
学芸課 自然研究科 専門学芸員
〒792-0060
愛媛県新居浜市大生院2133-2
TEL:0897-40-4109(代表)
Fax:0897-40-4101
e-mail:ohnishi-tsuyoshi@pref.ehime.jp

日本鱗翅学会

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アクア白山ビル5F
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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。