ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第15回例会のお知らせ

2010年2月 4日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。 特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2010年2月28日(日)11:00-16:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館
生涯学習棟3階会議室
(松山道西条インターより約5分)
交通アクセスはこちらを参照

テーマ講演「2009年四国の迷蝶・迷蛾」

四国4県で最近新たに発見された蝶や蛾について、クロマダラソテツシジミを中心に講演をしていただく予定です。

「徳島県で2009年に発生したクロマダラソテツシジミ」
佐々木孝明、岡田賢三、大原賢二、山田量崇(徳島)
「2009年高知で発生したクロマダラソテツシジミ」」
前薗剛・荒川良(高知)
「愛媛県におけるクロマダラソテツシジミの分布拡大状況」
窪田聖一(愛媛)
「2009年に徳島県で見られた迷蝶と迷蛾」
佐々木孝明、小笠航、山田量崇、大原賢二(徳島)
「最近の高知県の迷蛾」」
真鍋泰彦(高知)

そのほかの演題

「蝶類モニタリング調査(パートⅡ)」
太田喬三(愛媛)
「オオムラサキの保護活動」
林弘(愛媛)
「日鱗学(LSJ)の全国版RED蛾類リスト作成小委員会報告」
増井武彦(徳島)

この他にも飛び入りでの情報提供や、標本の持ち込みも大いに歓迎致します。皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

お問い合わせ
大西 剛
〒790-8570
愛媛県教育委員会 事務局 管理部
生涯学習課 生涯学習推進係
TEL:089-912-2931
email:ohnishi-tsuyoshi@pref.ehime.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。